年1富士登山に今年も行けました。(8回目)

平成22年に初めてチャレンジした富士登山、それ以来年に1度登ることにしました。
私の場合は、せっかく富士山に登るのなら天気の良い日に登りたいと思っているのでツアーや高速バスなど前もって予約の必要なアクセス手段や山小屋の予約などは選択肢にありません。
ただ、行ける日の晴れた日の調整は意外と難しく、ちょっと前には良さそうな天気予報となっていても山の天気は変わりやすくあっという間に悪天候に変わっていたりします。
そのため、好天との日程調整が最大のポイントとなります。
この3連休に行きたいなと思っていましたのでHPで天気予報を見ていました。コロコロ変わる天気予報を見ていると3連休の初日が一番良さそうですそれも午前中が…。
急遽金曜日の夜、土曜日に登山を決行することにしました。
ただ、天気予報の変化ばかり見ていたためかさまざまな準備が出来ていませんでした。
午前中の天気が良いとのことなのでなるべく早く行った方が良いと思い少しだけ寝て午前1時30分に出発することにしました。
かなりハードですが、この時期唯一マイカー規制の無い御殿場口へ向かうことにしました。
一般道である道志街道を行ったのですが、途中の山伏峠付近で大型のシカが2匹道路上に居てビックリさせられました。午前3時少し過ぎに御殿場口駐車場に到着しましたが、一番近い駐車場は閉鎖されており、その下の駐車場に進みましたがこちらは満車でしかたなくその下の駐車場へ向かいました。
こちらは、空き空きでした。
今回は、スタートが日の出前であったことなどもあり予備の電池やスマホの大型バッテリーなどいつもより重いザックを背負ってスタートしました。
このコースは、五合目?からスタートですがお隣の富士宮口より1000m以上下からとなりほとんどが厚みのある砂礫を登っていくので主要4登山口の中で圧倒的に人気がなく、マイカー規制も唯一無い登山口となっています。
このコースは2回目のチャレンンジで前回は、午前6時頃スタートし5時間ちょっとで登れましたので、今回はそれより早く登れるのではなどと根拠のない計算でいました。
暗い中の砂礫の登りは、先が見えない分楽なのかななどと思っていましたが、進んだ感もなく結構大変でした。
歩き始めて1時間くらいで日の出となりましたが下界の先に出てくる日の出は幻想的でした。
急遽出発したため、食パン3枚しか食べなかったのいけなかったのか途中のカロリー補給のものを持ってこなかったのが悪かったのか塩分補給の雨を忘れたのが悪かったのか3000m位から足が動かなくなり九十九折りの角々で休む状況になりました。
これまでの登山ではここまでヘロヘロにならなかっただけに驚きでした。
それでも少しずつでも進んでいると確実に頂上に近づきどうにか頂上へたどり着けました。


最後は、いろんな人に道を譲りましたが、富士登山競争の練習なのか走って登ってくる人などもいて凄い方が沢山いるんだな〜などと思いました。
いつも頂上ではヘロヘロですが、今回は、降れるのか心配な状況でした。
ただ、1時間位山頂で休んでいると少し調子が戻り下山しました。
御殿場口の下山コースは、大砂走という砂の急斜面を一気に降りられる区間があります。
そのため、山頂で靴に砂が入らないスパッツを装着しようと思ったら靴の底を回すゴムが両足とも劣化しており使い物になりませんでした。
そのため、犬走コースではなく登ってきたコースを下りました。
下っていながら砂礫の九十九折の道は果てしなく長いのです。いくら歩いてもなかなか高度が下がりません。この道を登った訳ですが、良くの登ったな〜と感心したりしました。
途中ガスったりすると視界が狭くなる時間帯がありました。

九十九坂を終えようやく駐車場が見えてきました。

どうにかゴール。
いろいろと大変だった山行でしたが、いろいろと勉強になりました。
このコースの脇に見える宝永山に登ってみたいと思っています。




★登り



★下り